▼「舟唄」2005/09/28 21:54 (C) おさむ茶マイルーム
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演歌はあまり得手でない方だが「昭和の歌謡曲」という番組で八代亜紀の「舟唄」が流れていて、高倉健主演の映画のワンシーンを思い出した。
この映画は、1981年第5回日本アカデミー賞受賞作品高倉健主演の「駅STATION」で、脚本はあの「北の国から」の倉本聡、「鉄道員ぽっぽや」の降旗康男というからスゴイ。
高倉健の役は警察官でピストルの名手で過酷な五輪強化選手訓練の最中、三上刑事は過ちを犯し、そして妻と離婚する。別れのシーン雪の駅でのいしだあゆみの表情は泣けました。独特の列車の別れのシーンはこの頃から倉本流ですね。
終り頃のシーンには、健さんが駅前の酒場で飲んでいて流れる歌が八代亜紀の「舟歌」である。大晦日の酒場のシーンで、テレビは紅白歌合戦を放映しており、そのテレビからこの歌が流れてくるのである。そのときの倍賞千恵子のセリフがニクイ「男たちは、この時期になると家に帰るのよ」健さんは、無言でこの歌を聞きながら、倍賞千恵子の酒場を出て、一人、駅に向かったのでした。「♪酒はぬるめの燗がいい〜 肴はあぶったイカでいい…」いや〜健さんは、やはり演歌が似合うわ。
〜画像は、昨年に続いて9月に寒河江までやってきたSLです〜