▼見世物小屋2005/12/10 00:30 (C) おさむ茶マイルーム
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最近とんと見かけなくなりましたが、ガキの頃お祭りに行くと、見世物小屋がありました。中でも圧巻は「蛇女の見世物小屋」呼び込みおじさんのダミ声口上に引き込まれ、ちょっと中を覗こうととしても、これがビミョーな隙間でなかなか見えませんでした。仕方なく、怖いもの見たさで吸い込まれるように小屋に入ったものです。
「さあさあ、蛇女だよ〜、親の因果が子に報い、幼い頃から癇が強く獣同様に育ったこの女、料理をした物は一切食べず生きた蛇しか食べません。生まれは山形県は月山の麓、山から山谷から谷へと深山幽谷を駆け回り〜 (中略)〜お代は見てからで結構だよ。さあ、さあ、さあ、さあ入って入って、間もなく始まるよ〜」なんと蛇女は山形出身だったと、子供ながらショック覚えたものでした。
そのほか電球をかじったり、ローソクを口の中にたらしたり…目の前で繰り広げられる芸に、手で目を囲いながらその隙間から凝らして見入ったものでした。今では絶滅危惧品種の日本のお祭り芸?蛇女も、かなり高齢にさしかかってると思うのですが、まだ日本のどこかで元気に活躍されているのでしょうかね?