▼鈴木忠美さんの「おもてなしの心」2006/04/10 16:39 (C) 観光農業のカリスマ 工藤順一
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普段使い慣れている言葉ですが、改めて指摘されると「なるほどな」と思うことばかりでした。
「いらっしゃいませ」→「こんにちは」
お客様をお出迎えする際の言葉であるが、金儲けの言葉でいい加減であり、一方通行。それよりは「こんにちは」を勧める。この言葉に対しては7割が返事をする。例として、ディズニーランドでは「こんにちは(hallo)」で客を出迎えるのが一般的。英語には「いらっしゃいませ」の言葉は存在しない。アメリカは「ハロー」、中国は「ニーハオ」、韓国は「アンニョンハセヨ」であり、「こんにちは」で出迎えることを勧めている。
「かしこまりました」
かしこまる暇があるならばすぐにやった方がよい。
「少々おまちください」
自分にとって都合のいい言葉であり、相手に対してはおもいやりがない。「はい、今すぐ」がよい。
「失礼いたします」
面接の際など、ドアをたたいて「失礼いたします」と入ってくるが、面接に何を失礼しにくるのか。
「お邪魔します」
どこかにお伺いする際に習慣として使うが、何が邪魔なのか。
「つまらない物ですが」→「私が美味しかったので...」
お伺いする際の手みやげなどを渡す際に謙遜して使いがちだが、それよりも美味しいからお持ちしたといった方がよい。
「ありがとうございました」→「ありがとうございます」
過去形で終わらせることなく、せめて24時間くらいは現在進行形の「ありがとうございます」を使いたい。
笑顔は何事にも代え難い最高のサービスである。自分が笑わなければ鏡は決して笑わない。「いつでもどこでもすぐ出来る、笑顔に勝る化粧なし。」