ヤマガタンver9 > 青森で講演いたしました。

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▼青森で講演いたしました。

平成18年6月29日(木)於:青森県青森市 アラスカ会館 主催:青森商工会議所、共催:青森県商工会連合会、青森県商工会議所連合会で、平成18年度第1回経営指導員等研究会が開催され、講演を行って参りました。対象は青森県内の各商工会議所指導員の方々、約160名に御参加頂き、「地域活性化に賭ける−ピンチをチャンスに変えて−」をテーマにお話しました。

予てより、青森県には講演やアドバイス事業で八戸市、青森市、弘前市、平川市、南部町、五戸町等を訪問しております。特に心に残っているのが旧名川町の周年観光農業での地域興しで、地域活性化の拠点となった「達者村」を創る際に私も関わった経緯があります。そういった意味でも、大変心に残っている県の1つでもあります。
青森県民の第一印象は、控えめで実行するまでに時間がかかるということでした。しかし、青森県には山形県と同様に「春・夏・秋・冬」といったはっきりした季節感があり、自然も温泉も食材も文化も豊かです。売れないことのない県です。これまでの経験から、元氣に積極的に、決断と実行と営業(売り込み)があれば、地域活性化に必ず結びつくということを実感していますので、青森の皆さんにも是非取り組んで頂きたいと思っています。

(講演内でお話ししたことの抜粋)

・これまでの農協職員として約38年の間、官民一体となって知名度の低い「山形県寒河江市」を全国に情報発信し、その名を売るまでには、元気を元氣(米のある氣)に、知恵を智慧(「智慧の文殊」の智慧)に変えてドラマづくりを行いました。

・過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えることが出来るという言葉を胸に、自分の意識と行動を変えることにより、地域や職場の仲間の意識も変わり、障害を少しずつ克服してきました。

・金がないことはやれない理由にはならず、そういうときこそ五感をフルに使って情報収集を行い、消費者のニーズを把握した上で新しいアイデアを生みだしました。

・体から一をとったら休みになります。体はいつもアクティブにしていてこそ、新しいものが生まれてくることも知りました。

・何かをやり始める際には、即決断し、実行・実践してみます。それでダメならまた違う手法で取り組めばいい。考えている間に、チャンスは逃げてしまいます。

・事業成功の秘訣は、本物・安全・安心であること。特に食は新鮮さが命です。

・体験型事業には遊び心が必要で、体感する、実感する、感動するところにその面白さがあります。

・信頼の積み重ねが信用となります。

・楽しいから人が集まり、お金も集まり、商品が売れて、儲かっていきます。

・事業成功に導く原点は、夢とロマンと具体的な目標にあります。

・障害に打ち勝つのは、熱意・努力・涙といった個人の力量も必要であるが、それを支援する異業種の人や団体の力も大いにあります。

・単なる人材から、なくてはならない「人財」へ、人を育てる努力をいたしましょう。

以上の様なことを、これまで取り組んできた事例(画像)と共にお話しました。
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