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▼「食の都 庄内」シンポジウム(三川町)

「食の都 庄内」シンポジウム(三川町)/
2007年3月17日、庄内の豊かな食文化を核とした地域づくりの進め方を考えようと「食の都、庄内」づくりシンポジウムが、三川町・なの花ホールで開かれました。庄内の人々中心に約150名が参加、スローフード山形からも理事等12名が出席いたしました。

▼基調講演と事例を発表

基調講演と事例を発表/
季刊料理誌「四季の味」編集長の八巻元子さんの基調講演に続き、イタリア・ピエモンテ州で農場民宿を営み、地元の食文化を広く伝えているジョルジョ・チリオさんがアグリツーリズムの事例を発表しました。
2007/03/27 11:27

▼パネルディスカッション

パネルディスカッション/
パネルディスカッションに移り、当会会員で「食の都庄内」の親善大使であるアルケッチァーノの奥田政行シェフ、「四季の味」の八巻元子さん、レストラン欅の総料理長太田政宏さんらによる、意見発表と活動報告が行われました。

奥田氏:庄内を「食の博覧会場」にしたい。畠は食のパビリオンである。
八巻氏:庄内は食材の宝庫。県外に拡売して金儲けをするという短絡的発想がないのが良い。ここへ来て味わって下さいという姿勢が大切。
ジョルジョ氏:ビエモンテ州と庄内は、家族レベルの生産者が多いという事でよく似ている。小生産者は、大手の要求には応えられないが、キメ細かいモノづくりが出来る。
太田氏:庄内DECクラブという料理人の勉強会を立ち上げ、在来野菜の講習会を続けている。
2007/03/27 11:28

▼今回のシンポジウムで感じたこと

今回のシンポジウムで感じたこと/
発表された皆さん共通する考えは「地元の食材を大切にし、「食の都・庄内」を作り上げるには個人レベルの日常的な営みがスタート。生産者も料理人も生活者も郷土に誇りを持つことが一番重要。ひとりひとりの「あつい情熱」と郷土愛が地域を育てるーというのが結論になりました。(小山 記)
2007/03/27 11:36
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