▼寒河江にさらやあり2008/02/21 18:46 (C) おさむ茶マイルーム
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寒河江市を古くから知る人が、例外なくあげる店が「焼き鳥さらや」、寒河江の焼き鳥の元祖的存在で、昨日久しぶりに行ってきました。木造のカウンターに年季の入った柱や壁、レトロな郷愁を誘う店内で、昔ながらの焼き鳥の味を存分に楽しむことのできる店だ。
人気のメニューは「サガリ(腹肉)」と「レバー」。地元産の肉に旬のねぎをはさみ自慢のタレで食べる。ほかにとん足300円が絶品の味、皮をはいでから野菜と塩味で4時間煮込むというだけあって実に柔らかい。肉を食べた後、関節をしゃぶると骨髄液が…これがまた美味い!
お酒はビールもいいですが、この時期は熱燗がオススメ。主人に熱燗1丁というと、なみなみと受け皿にこぼれるほど注いでくれ、その受け皿の酒を飲んでからおもむろに飲み始める慣わしとなっている。灰皿がないので地べたに吸殻を捨てる。お通しはタクアンが2切れ、これをつまみながら焼き鳥が焼くのを待つ。
創業は1951年、先代から半世紀以上続く「暖簾(のれん)」と「味」を、2代目と3代目が守り続けている。県内の客はもちろん、宮城県や北海道、東京からの出張族になじみ客が多く、俳優・唐沢寿明さんも訪れたことがあるという。