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▼江川和弥さんのお話〜寺子屋方丈舎〜

江川和弥さんのお話〜寺子屋方丈舎〜/
この方に会って話を聞いてみたい!と江川さんを知ってからずっと思っていました。
先日、なんとお話を聞く機会がありました(^^)
今後の自分の活動のためにも心に残ったところをブログに記録しておきます。

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【トーク・ライブ&ラーニング・バー】村山地区の若者交流会
(村山総合支庁主催、協力ぷらっとほーむ)
ゲスト 江川和弥氏(NPO法人寺子屋方丈舎・代表理事)

江川さんは16歳のとき不登校になる。
自分がこれから地域に出るためにはどうしたらよいか?と考え大学に進む。

江川さんにとってフリースクールとは
学校に行くか行かないかは別として、人として認められる場である。
存在を認めてあげることが大事!
子どもの可能性を広げてあげること。
どの子どもも人生をダメにしたいなんて思ってはいない。
子どもたちは生きている証が欲しい。
価値を尊重してあげること。

「こどもミーティング」というのがあって、どんな些細なことも子どもたちが決める。ミーティングで決まらないことはやらない。
海外旅行に行きたいと子どもたちが3ヶ月で100万円集めた。
多くの大人は不登校の子どもたちの気持ちを支援してくれた。
このことから子どもたちは自分の気持ちを伝えるために行動すれば出来る!ということを学んだ。

人生は失敗、うまくいかないこと、つらいこと、たくさんある。
やる前からあきらめない、言い訳しない。
まずはやってみる!失敗してもそこから学ぶ。
コケるからこそ見えてくるものがある。
失敗したり、うまくいかない経験をしてもひるまないこと。
「やらない」という選択肢はない。
そうなるとNPOは必ずしも完成形でなくとも良い、たたき台を提示し考えながらやっていく。
NPOとは市民活動のプロ。行政、学校のスキマをやる。なので誰もやったことない分野は手探りの試行錯誤でいいのである。
NPOはそれまでの経験がない自由なエリアである。
おそれずにやっていかないと手付かずになってしまう。
フロンティアスピリッツが大事!

社会のニーズが変わってきている、それをどう捕まえるか。
伝わるコトバ、行動でなければ意味がない。

震災後、県外避難者のために福島の800ものNPOで何が出来るか共有しようと奔走する日々。
気がついた者が動く。気がついた者の責任。それは使命感でもある。
福島の子どもたちは我慢している。子どもたちは自分たちは何をすればいいのか考え始めている。かなりストレスが高い状態である。
その子どもたちの悩みを引き受けて向き合っていかなければならない。
それは学校だけでは解決できない。
学校と行政と民間が情報を共有して子どもの課題をどう解決していくか。

大熊町の子ども、学校に行けても教室に入れない子が多い。
行政から頼まれて学校内でフリースクールをやっている。
これは震災前からノウハウを蓄積していたから。
行政からの信頼を得る事が大事。(学校を批判しないこと)

NPOは自分のところが一番だと思いがちだが、それぞれの強みと弱みを生かして横につながりみんなで力を合わせることが大切である。
それそれの文化を尊重しあって、相手を理解する努力をする必要がある。
その調整役をしっかり果たす部分が今は足りていない。

過疎と高齢化が進む福島で今起きていることは、これからの日本のほかの地域で起きていくことである。
若者の人材を育てていくことが大事になってくる。
そのためには若者たちに「地域に育つ」ことの意味、文化や習慣、アイデンティティを伝え、その地域に生まれたことに誇りを持てるようにしなければならない。

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そのほかにも色々なお話をお聞きしました。

後半は、おいしい料理を囲んで ざっくばらんに楽しい時間を過ごしてきました☆






2014/03/25 22:36 (C) 菓樹mamaノート
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