▼ツーリズム視察研修「白鷹町 のどか村〜東根市 梅ケ枝清水」2008/09/18 22:13 (C) かわにしツーリズム
▼スーパーおばあちゃん!梅ケ枝清水は昼食を兼ねて研修。輪島塗の食器、手作りの田舎料理もすごいが、まず、ここのオーナーである横尾千代乃さんがすごい。昭和11年生まれとか。尾花沢から嫁に来たそうだが、苦難の昭和の戦中戦後の時代を経て、今から5年前に開業。大農家の嫁だそうだが、経営感覚がすごい。環境やネットの知識もある。そして、まずしゃべる、しゃべる。これまで県レベルの講演会の講師も務めたとか。
東根市内でのマイ箸運動のさきがけを作った話、自らインターネットで情報発信をしている話、よくしゃべり、よくきく情報収集力、そして、人的ネットワーク・・。完璧である。「私は67歳から5年間でかなり進化した。今はING中、つまり進行形」だと言う。おそろしい、すばらしいスーパーばあちゃんだ。 下の写真は施設内の様子。 下の写真は昼食会場となった土蔵の外観と庭園内の木。この木、木の皮と溝で竜が昇っているように見えるという・・写真ではわかりにくいか・・ 評判の田舎料理は、もちろん、すべて手作り。輪島塗りの食器に、東根の特産である「麩」を使い、アイデアあふれる料理に量もすごい・・大変おいしくいただきました。 下の写真は「スーパーばあちゃん」の横尾さん。いやー、楽しい話、すばらしい話、タメになる話・・現在進行形INGのばあちゃんでした。 なお、梅ケ枝清水のHPはこちら → 田舎料理「梅ケ枝清水」 2008/09/19 08:07:事務局
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本日、かわにしツーリズム研究会で先進地視察を行ってきました。場所は白鷹町の深山郷のどか村と東根市の田舎料理「梅ケ枝清水(めがすず)」。
のどか村では、同運営委員会の白田委員長にこれまでの経過と現況、今後の課題をお聞きしました。国県町などの行政機関との連携により、下の写真のような現在の古民家風の建物を建築し、旅館業と飲食業を経営。目標額1,500万円を設定し、現在は黒字経営。行政負担はまったくなしというから、すごい。しかし、白田委員長は365日暇なしとのこと。深山地区には、焼き物や和紙づくりとの伝統文化があり、それらと連携した体験メニューの提供、そして何より地元農家との連携が現在の成功の秘訣のように感じました。そこには、やはり女性のパワーが感じられました。料理の提供をはじめとする「おもてなし」はすべて地元の女性。このような事例には、必ずと言っていいほど、女性の力があります。
白田さんからは「地域おこしは、地域のまとまりとそれをリードする5人がいればできる」と断言。やはり、地域リーダー論が確立されており、自分を犠牲にして奔走する立役者の存在が大きいことを知らされました。
本町は地域おこしの模索中・・。遠くの事例を探さなくても、こんなに身近に好事例があることを再認識させられました。最後に白田さんからは「とにかく、実行! まちがったら直したらいい。地域おこしはするか、しないか! 馬鹿になることが必要だな・・」と・・。また、地域に住む役場職員の尽力もほめていました。事務局にとっては耳が痛い話か・・いや、がんばらなくては・・。