▼8月28日(金) 2割削減2009/08/28 09:45 (C) 向井の”つれづれなるままに”
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百貨店の不振が止まらないようです。
伊勢丹と経営統合し、国内最大の百貨店グループとして生き残りを狙ったのですが、
そうはいかないよううです。
全体として百貨店という市場が今後も縮小に向かうということでしょう。
国全体として経済の縮小が表面化してきているということでしょう。
この流れはどの業種でもありうるわけで、
それを見据えてどう行動を取らなければならないのかを各自の業界や企業で考えて、
行かなければならないという切実な現実がそこまで来ているという象徴的なニュースですね。
住宅業界も同じく縮小傾向がはっきりしているわけですが、
住宅用サッシメーカーも製品の規格を統一するという。
これも同じ流れなのかなと思います。
住宅用サッシは1600種類もあり、もちろんメーカーによってサイズはまちまちです。
それを今回の統一化で30%を減らすということだそうです。
そうなれば増改築時に別のメーカーの製品を使えたりしやすくなりますし、
何よりも寸法が同じということは住宅業界にとっては設計や施工の合理化につながります。
こんなことは何十年も前から言われていたのですが、
各メーカーとも自分達の都合で話が進まなかったのです。
それがこれだけ住宅着工数が減少すると、
商品点数を絞り在庫を圧縮したいと考えるのも自然な流れです。
経済の縮小をただながめて残念だなぁと思っているだけではなく、
今、自分たちにとって何が出来るのかを考えるということも大切なことではないかと、
考える朝でした。