▼『季楽な家』設計ルール2011/01/10 10:59 (C) 株式会社Forex/季楽な家開発奮闘記
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形がよく、日当たり、風通しがよく、道路位置、高低差など、良い敷地の条件を挙げればキリがありません。
そんな敷地でないと、いい条件の家造りができないかというとそれは違います。
それぞれの敷地に合わせて練って、練って、練り上げてその敷地にベストマッチさせるのが設計の力です。
設計者はその土地を見ながら、光や風の入り具合はどうか?近隣との視線は?といったことを必ず敷地調査で把握し、その敷地条件にベストな家を設計していきます。
もし土地選びにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ゾーニングプランをその敷地にのせてみて検討してみることをおすすめします。
規格化されている住宅なら、ただその敷地に出来上がったプランを乗っける方法もありますが、敷地の形状によっては、無駄なスペースができたりして現実的ではありません。
その点、注文住宅のゾーニングプランは、その土地に臨機応変に対応できます。案外、他の敷地に見ることができないメリットを気づくことがあります。
■風を読み、陽を取り入れる
明るくて風通しのいい過ごしやすい家をつくるには、設計の段階での採光・通風計画が大切です。
一年を通して陽を読み、風を読む推察力が設計者には求められます。
基本的な考え方は、夏と冬との陽の高低差。方向は南が一番日当たりよく、風は高いところから低いところへ吹くという性質であること。
当社採用のエアサイクル工法では、その特性を活かしてよりよい住まいのあり方をご提案しています。
■夏は涼しく、冬は暖かく
通風性よい家を設計することは、高温多湿な日本の気候ではとても重要です。
風の流れを良くすることは、風の入口・出口を的確に配置すること。風の吹く向きを合わせれば、自然と風が建物を通り抜けていく。このとき窓の高さや位置をずらすことで、風の流れが更によくなるため、室内の通風性は広範囲に広がります。
特に熱帯夜の少ない山形県の場合、風の確保がしっかりできれば、夏にエアコンなしで過ごすことも可能です。一年を通じて快適に過ごすには、家に断熱性を持たせる必要があります。
外気に逃げる熱を防ぐことができれば、冬の南から低い入射角度で入る日光を利用して室内を暖めることも可能になり、夏はエアコンで冷やした空気を逃がすことも少なくなります。
■開くと閉めるの両立
昔ながらの古民家にみられる間取りは田の字型が主流でした。建具を開いたり閉じたりすることで、光と風を取り込んだり、遮ったりすることを両立して、更に家に開放感をもたせることも可能でした。
現代の家造りにおいては、サッシュや外壁の断熱性能が飛躍的に向上し、仕切るといった室内よりも、オープンな空間を楽しむといった考え方が主流になっています。
吹き抜けなどの上下の位置関係も大切で、リビング階段などを利用し、家族との接点をかならず設けるといった設計も要望に応じて提案したい一例です。
■デザイン
家族の暮らしに合わせたプランは十人十色です。それぞれのライフスタイルがあって、それに合わせたプランは異なります。いろんな要望やこだわり、それを具体的に導き出してくれるのが設計の力です。
過ごしやすい間取りを導き出すためには、現在の住まいの不満点を解消して、新しい住まい方をイメージすること。
現在から、10年、20年後、さらに老後のスタイルも考え、仕切ったり開いたりと、臨機応変に対応できプランと、木造軸組工法の良さが納得していただけると思います。