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▼新しく来た牛たちを見て養老さんのコラムを考える

新しく来た牛たちを見て養老さんのコラムを考える/
おはようございます!
まだ3時40分(-_-;) 外は真っ暗です。

娘の夜泣きでこのところ2時に必ず起こされます。
今は目が覚めちゃいましたが、
日中眠気に襲われるだろうなぁ。

写真は一昨日栃木から来た子牛たち。
我が家は子牛市場から買ってきた子牛はしばらくつないでおきます。
慣れない間は興奮したり、牛同士で順位付けの為に争ったりで
怪我などを防ぐためです。


たしか1日発売されたAERAに養老孟司さんのコラムで
牛の産地について書かれていました。

宮崎県の口蹄疫で、
松阪牛などいくつかのブランド牛が
宮崎の子牛を買ってきて育てられていることが有名になり、
「産地とは『生まれたところ』を指すのではないか」
と指摘され、
「産業は分業化が進んでいるが、食はそれでいいのか」
というようなことがありました。

米沢牛もHPの「米沢牛とは」を読んでいただければわかりますが、
18ヶ月以上山形県置賜地方の登録農家で育てればいいので
必ずしもこの地域生まれの牛ではありません。

我が家は栃木と地元の子牛市場から買ってくることがほとんどです。
栃木は子牛の数が多く選択肢が広がるし、
我が家は長年栃木から買っているので
時々「以前この牧場で育った牛を買ってきたら良かったので、
またここから買いたい」というようなことがわかったりもします。


私も初めてこの話を聞いたとき、とても驚きました。
なぜ、出生地は気にされなくなってしまったのでしょうか・・・。

地元生まれの牛を育てようという動きはあります。
地元出身の牛を集めて
賞を決める米沢牛の市場を開催したりもしているんですよ。

生産者は多くの消費者が感じる疑問に鈍感になっていることが多いので、
意識して、
安心・安全のイメージを大事にすることが必要だと思います。

そしてどれだけ実現するか・・・難関なことも多くあります(^_^;)

多くの仲間と語り合い、
より良い方向へ進めたらいいなと思います。





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