▼愛知からの間違い電話、そこにご縁があった2011/03/21 06:28 (C) 原田幸雄の「これからどうする!?」
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運転しているので当然とれない。
自宅に帰った後、電話を見てみると見知らぬ番号。
とりあえずコールバックしてみる。
「もしもし、キャリアクリエイトの原田ともうします。」
「キャ・・、キャリ・・・・??」
「はい、山形のキャリアクリエイトともうしますが!? 着信が残っていたので、折り返したんですけど・・」
「かけてませんよ〜」
(しばしの間)
「あっ、間違ってかけたかも。申し訳ない」
「いえいえ、どういたしまして」
「いただいた電話で申し訳ないけども、そちらの地震の状況はいかがですか? ○○○さん(会社名)に電話をいれているんですけど、つながらないんです」
「村山市の○○○さんですね。たぶん大丈夫たと思いますよ。仙台はひどいですけど、山形はライフラインは生きてますから。もしかしたら、工場の機械などは多少の被害を受けたかもしれませんが。」
と状況を伝え、その場は終わった。
5〜10分後、再び電話が。内容は、
「非常にご親切にしてくれたので、ちょっとお伺いしたいのですが。。私どもは愛知県の会社で仙台に加工取引先があり、そこが被災してどうしようもない状態なんです。山形でそんな加工先をご存知ですか」
とのこと。
いろんあやりとりをしたが、要約すると加工先が欲しいこと、自社製品の営業マンが欲しいことがわかった。
互いに「これも何かご縁でしょうから」と電話を切る。
夕食の買い物をして、自宅に帰って先方の会社をネット検索してみた。
あらたな事実が!?
会社概要を見ると代表取締役の名前が「□□幸雄」とあるではないか!
読み名だけでなく、字までわたしと一緒。
震災はつらく悲しく苦しい出来事だけど、いろんなものももたらすようだ。
昔、小学校の頃かなぁ。メソポタミヤ文明の記述で「チグリス・ユーフラテス川の毎年の洪水が肥沃な土をもたらし・・」とあった。自然災害は悲惨な状況ももたらす一方、恵みももたらしてくれるのかもしれない。いや、そうして行こう。
愛知の「幸雄さん」どうぞ東北にたくさんの仕事を贈ってください。