▼腰塚勇人さん「命の授業」2011/04/07 12:24 (C) Planning Kaori 浅倉かおり
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「命の授業」を聴きに行ってきました。
<腰塚勇人さんのホームページ>
http://www.inochi-jyugyo.com/
震災で多くのイベントが中止される中、
「いまこそ必要なお話だから」と主催のゆめ工房カトキンさん
http://ameblo.jp/sukodama/
が尽力され、
会場テルサさんの協力もと開催となったそうです。
当日は、腰塚さんが教職を辞め、
講演家としてスタートされて
ちょうど1周年という記念の日。
私にとっても意味深い時間となりました。
腰塚さんは頸椎骨折で首から下が麻痺したにもかかわらず、
わずか4ヶ月で社会復帰を果たすという、
まさに奇跡としか言いようがない体験をした方です。
一緒に参加した知人のRさんも
「私もスキーの事故で半年入院したことがあるの。
頸椎骨折で4ヶ月っていうのは、本当にすごいことよ」
と言っており、
なぜこんなスピードで回復できたのかー。
ここが1番の関心ごとでしたが、
「なぜ手足が動き始めたのかわからないですが~」と、
ご本人にとっても謎のご様子。
講演の中では、事故当日の状況と記憶、
首から下が機能不能となった絶望感、
思うようにいかないリハビリの苛立ち、
復帰後に社会から感じる視線など、
多くの苦悩があったこと、
その一方で奥様や親しい方々、
病院のスタッフの懐の深い支えが
いかに大きかったかについて語られました。
お話を通して感じたのは、
腰塚さんご本人と奥様の性格に
「なんとかなる」し「なんとかする」という
逞しく、かつ明るい強さが備わっていることでした。
講演後、あぁそうだ!と思ったのが、
Rさんが言ったひとことです。
「心配性の家族に、この奇跡は起こらないわね」
私も何度か入退院を繰り返し、
いろいろなご家族と病室を共にしてきたので、
この意味はとてもよくわかります。
「心配」から「見守る」にシフトするとき、
身体や状況は変化を始めます。
そしてもう一つ、おどろいたのは、
退院したその年の冬、奥様の提案でスキー場へでかけ、
実際に滑ってみたということです。
腰塚さんご夫婦は、事故の要因になった
スキーとスキー場を少しも恨んでいないのでした。
お二人ともスキーが好きで
愛情を育んできた大切な場所いう背景があったからですが、
スキーという「外側の現象」に責任をかぶせようとしなかった。
生きていくための「自分軸」がおありなんだなと思います。
今、世の中も先が見えないような状態にありますが、
過度な心配性の地球人にならない意識を持てたら、
これからの地球にも、
予想もしなかった復興の奇跡が起きるかもしれない。
腰塚さんのお話をうかがって、そんな風に感じました。
つづく