▼最近の住宅事情2011/05/17 16:47 (C) 菊池技建|菊池幸生
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■戸建持家平均床面積は、更に縮小
平成22年度着工における戸建持家の平均床面積は、前年度から1.2m2縮小し、126.0m2となりました。
10年前(平成12年)からは13.1m2、5年前(同17年)からは7.9m2の縮小で、平均して1年に1m2以上の縮小が続いていることになります。
全国的に縮小傾向なのも相変わらずで、47都道府県中、
前年より拡大したのは岐阜(1.0m2増)、京都(0.4m2増)、
神奈川(0.2m2増)の3県のみ。
横ばいが徳島・福井の2県で、残りの42県は前年を下回っています。
【戸建持家床面積(単位:平米)】
最近の住宅事情のデータをそのまま記載してみました。
住宅の床面積の上位ランキングと前年比です。
≪上位≫ ≪下位≫
床面積 前年比 床面積 前年比
1位 福井 147.7 0.0
2位 富山 143.6 ▲1.3
3位 山形 140.4 ▲5.7
4位 青森 138.3 ▲0.8
5位 新潟 136.0 ▲3.4
床面積下位県は、1〜5位までの差が3.3m2と小さく、前年比も宮崎の3m2縮小が最大で、神奈川や京都では下げ止まりの傾向も伺えます。
このことから、117〜118平米あたりが、戸建持家床面積の下限であると言えそうです。