▼吹雪の峠を越えて彼岸獅子2012/03/20 16:42 (C) 獅子宿燻亭3
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お彼岸に会津若松の彼岸獅子レポートです
川西町から田沢地区121号線に抜け喜多方方面に向かいます
山形県側大峠はいつもの吹雪・・珍しくもナントもありません
二時間弱のドライブですっかり春めいた会津若松でしたが、
まだ所々に雪が残っています
ちょっと時間をワープした錯覚を覚えてしまいますね
川西東沢辺りの道路両側は凄い雪の壁・・大峠付近は更に多くて驚きました
目的の会津若松市内に到着したのは良いのですが、不慣れでウロウロ
今日は二つの獅子団が市内数か所で演じられる予定で、もう始まっている頃
まず鶴ケ城では天寧(てんねい)獅子の演目予定になっていますが
とうに予定時間は過ぎています
しかし犬も歩けば獅子に当たりました・・天寧の獅子団を発見
演技中です
車を停め急いで飛び出しますが直ぐに終了
一団は次の演技の場所に移動してしまいました・・・
追跡を試みましたが見失い、スゴスゴ鶴ヶ城に向かい作戦会議です
作戦会議といっても単独行動なのでナビと相談しかありません
スマホで獅子舞の内容チラシを探し出して向かうと始まっていました
七日町の阿弥陀寺で再び天寧の獅子です
大きな鐘楼と変わった形のお寺
通りにはレトロな興味深い店が多く並んび目移りして危ない危ない
こちらでは三頭の獅子を獅子舞と呼びます
置賜の獅子は獅子踊りと呼ばれるので異和感があります
弓持ちが居て、クライマックスには獅子がその弓と弦の間にスルッと
通り抜けて拍手喝采・・本当に一瞬の技見事です
わが故郷では火の輪を使います
紐状の赤い和紙を取り付けた三つの竹の輪で作ったものです・・
偶然ですが昨日小学校から火の輪の修理を依頼されました
演目のクライマックスに獅子はその火の輪に飛び込むのですが、似ているような演出です・・共通したルーツなのでしょうか?
次は先日獅子宿にいらっしゃった小松獅子団
市内の商店街での公演を探し出しました
切り絵の素敵なポスターも発見しました
天寧獅子にはヒョットコ役がいて・・置賜の獅子とも共通していますね
小松獅子にはヒョットコの代わりに子供がいて幣舞(へいまい)小僧という役だそうです・・小僧というのが憎い
詳しくはネットでご検索下さいね・・説明怠慢
お土産は生唾ものの大好物の馬刺しとブットイ会津ラーメン
帰り足で見つけたお店の馬刺は100グラム800円
馴染みのE肉屋さんより120円もお高いので驚きました
あのホルモンの様相たる馬のボイルした内臓も並んでいて
食べ方はなんとタレをつけて戴くのだそうです・・えっ〜?
聞いた事のない部位も多数あり、次回は挑戦してみようかと思います
久しぶりに見知らぬ町の獅子舞取材の一人旅
会津若松の味わいある町並みや伝統的な食文化に出会えて満足満足
でも・・この町まだまだ沢山の魅力が秘められているようです
是非またお邪魔したいですね・・・