▼菅原道真論2013/01/19 14:45 (C) 「かつみんの不審庵日記」
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受験生の中には、「学問の神様」といわれる菅原道真を祀る宗教施設を礼拝される方も多いことでしょう?
「天神」「天満」ですね。
この謂われをご存知でしょうか?
菅原道真は平安時代の政治家であることはご存知でしょう。
そして、「才能」に優れ当時の昇任試験をことごとく「合格」し、家格を上回る出世をしたのでした。
当時の天皇から厚遇されたのも出世の理由の一つです。
ここまでは良いのです。
この先は「歴史」の事実として見て行きます。
讒言にあったとかいろいろ謎はありますが、九州の太宰府に「太宰権帥」として左遷されました。
「右大臣」からの転落です。
現在で言えば、本社で専務クラスだったのが、「福岡支店」という小さな店の支店長代理になったようなものです。
彼は現地でその「生涯」を終えました。
当時は「悪霊」が信じられた時代です。
彼の死後、彼に対して「冷遇」した人やその一族が非業の死を遂げました。
そこで囁かれたのが、「菅原道真の怨霊」です。
驚いた「朝廷」は、道真の「魂鎮め」のために北野天満宮を建立。
これが、いつしか「学問の神様」に変化したのです。
試験合格だけを考えれば、それはそれで良いですけど・・・。
入社後、こんな扱いは受けたくないものです。
決して彼は「成功者」ではありません。
そこを「間違え」ないでね?
自力勝負!