ヤマガタンver9 > ちび丸見参 その6

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▼ちび丸見参 その6

ちび丸見参 その6/
今日の写真見てくれた? 一生懸命乳首を噛んでるっしょ! 
この頃オイラはまずいミルクには飽き飽きしてて、そろそろ離乳食が欲しくて
何でもかんでも手当たり次第に噛んでみたいお年頃だったんだ。
それでなくても目からも情報が入るようになって来るは、鼻からも絶えず目新しい匂いが入って来るはで、オイラは好奇心の塊が猫の皮かぶってるようなもんだったと思う。
それでもボスはお昼と夜にセッセとダマだまミルク(最初の頃よりはマシになったけど、それでも油断すると小さい粉の塊が口の中に飛び込んできたり、吸う力が弱いと全然出てこなかったりで食事の時間はフラストレーションが溜まりまくりだったなぁ)作っては力ずくで飲ませようとするもんで、オイラ諦めて少し飲んだら後は遊びの時間にして、乳首を右にやったり左にやったりしてンニャンニャ噛んだりして独り遊びしてた訳。
…そしたら数日後、急にダマだまミルクが洪水のように口の中に溢れてきて、まずかったけど、何せボスの太ももと左手でがっちりガードされてたもんで、吐き出すに出せず全部飲んじまった…。
「おー、珍しく今日は完食。よっぽど腹減ってたのかな?」
そして哺乳瓶を見て「???」「大変だぁ〜! チビが哺乳瓶の乳首噛み切って飲んじまったァ(゚o゚;;」
さあそれからは大騒ぎ。口に綿棒突っ込まれるは、動物病院に連れてかれるでオイラへとへと。ボスときたら「先生、腹切って取んなくて大丈夫でしょうか? こんな小さな腸にあんなでっかいゴムだもの、絶対詰まるでしょう!」とか聞いて大笑いされてた。
結局先生の指示は
《自然に出るのを待つ》。帰ってからも二人がかりでトイレのダンボールから出してもらえず、排便するようにティッシュのこよりを肛門にさして刺激されたり、オイラもう少しで道を踏み外してアブノーマルな猫になるとこだったよ(-_-;)。
結局ウ○チと一緒に出たんだと思うけど、ボス達は確認できなかったみたい(#^.^#)
何日かは「ゴムまで消化する驚異の生命力」と一部では(約2名)噂されてたらしい…(´△`)
             続く(かもね)
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