▼深山の「フタリシズカ」2013/06/15 11:31 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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週末恒例の犬っ子達との山駆け散歩であるが、今朝は雨降りなれど、強行した。
というより、
夏季は雨降りくらいの方が涼しくて良い。
沢の水も流れているし、葉っぱの水滴もヒンヤリしてるし、
犬っ子達にとっては問題はあまりない。
問題があるとすれば、人の方である。
まず第一に、整備された登山道を歩く訳でなく、せいぜい良くって、
山仕事とか山菜採りの人が歩くから、結果的に出来てしまう様な山道であり、
ヘタをすると、剣鉈なんかでヤブを切り裂いて進まなければならない。
そんなところは、藪がキツくてさらにイバラなども元気であるので、
この様な森林限界(ティンバーライン)以下の低山の山の中は、
ゴアテックスなどの雨合羽類は、すぐにボロボロになってしまうので、
軍用(ミルスペック)レベルのゴアテックスの合羽意外は、ほとんど役に立たない。
というか、
ゴアの合羽を使い捨て出来る程のお金持ちの方なら良いだろうけど、
それでも、あっという間にイバラの餌食になってしまうのがオチである。
だから、濡れる事を前提での装備をするのである。
例えば、濡れても出来るだけ冷えない素材を選ぶとか、
要所要所で、着替えをしてしまうとか。
それから、
犬っ子達も泥んこになる事は確実であるので、
先ずは、帰路の車の中で「ブルブル」されない様、
濡れた体や泥を拭いてから車に乗せる事を心掛ける。
そうでないと、天井まで泥んこが飛んで、酷い目に遭う。
また帰宅後は、
出来るだけ早くに、全身シャンプーを行う。
これは、泥んこのみならず、マダニなどを洗い落とす事が目的である。
犬っ子達にも出来るだけストレスがかからぬ様に、手早く行う。
拠って、すべからく、体力がいるのであ〜る。
帰り駄賃は、ヤブワラビ(藪の中で育った太く柔らかいワラビ)である。
ま、藪の中を潜り這いつくばって見つけて採らなければいけないので
非常に効率は悪いのだが、ハシリ時期やサカリ時期のものと比べて
太くてハリがあって、そして柔らかくて、その美味しさは格別である。
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深山では「フタリシズカ(二人静香)」がひっそり咲いていた。