▼アーキテクトビルダーを目指して2013/11/11 14:00 (C) 菊池技建|菊池幸生
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皆様風邪などひかれていないでしょうか?
私の周りではマスクの人が増えてきて、季節の移り変わりに対応しないと
体調がすぐれていない人が多くなっているなと感じております。
今回は、アーキテクトビルダーのテーマについて記載します。
アーキテクトビルダーとは実際どのような工務店なのか?
どのような価値観なのか?
私たちはここを目指していこうと考えております。
アーキテクトビルダーの定義
設計者、施工者両方の誇りを持って仕事に取り組む工務店のようです。
なんとなく設計士のいる工務店というイメージを持っていました。
上の画像もそんな感じの設計も得意になりたいと考えて撮ってきました。
そのためには
工務店本来の存在価値として揺るがない価値をもって設計し、
正確かつ繊細、リーズナブルな見積もりを提出することができ、
職人技を活かした丁寧な施工と長く確かな家を守ることが大切なことです。
そこへ設計が上手く、手法が標準化・組織化されて、
ある程度の量産と価値観が当窒されている組織。
さらに建築家のように提案力があり、
自らメディアとなって地元をリードし、
暮らすことの楽しさを提案する
ブランディングが確立された工務店という条件があるようでした。
そして会社としてマネージメント力に優れ、
リーダーシップの存在がただものではない工務店が共通しているようです。
弊社菊池技建もこのような目的をもって取り組んで参りたいと考えております。
昨年は新卒2名の女性を採用し、採用の段階から設計士として
ご指名される設計士になり、地域社会に貢献したい人を採用しました。
菊池技建というブランド企業のもとで設計士が選べる仕組み
という構想も将来像としてイメージしていて、自立型社員をつくりたいです。
そして最終的には住まいづくり全般として
家具や全体のコーディネートまでできる人材づくりを目指しております。
そのためにはたくさんの知識と経験と新たな情報収集が欠かせません。
しかし、それを標準化していくことがこれからの課題になっています。
私は口酸っぱく今の仕事だけをするのでは成長はないと話しております。
常に、情報収集し世の中の流れや単価など
マーケティングと新しい法律や商品知識を学び、
取り入れていかなければ提案力が不足していきます。
先日も東京へ行って研修をした際にあらゆる視点から
学ぶスピードも上げていかなければならないと実感しました。
とにかく山形はスピードが遅い。
だから危機に対する意識も少ないのかなと感じています。
社員育成にも時間をかければ育つのではなく、
このマネージメントシステムの確立のもと
ある程度誰でも同じような設計や提案力を身につける組織形態に取りかかっています。
まだまだ走り出したばかりの取り組みで到底アーキテクトビルダーには程遠いですが、
弊社でなければならない理由の明確な回答が設計という部分からも
生まれてくるように力を入れて参りたいと考えております。