▼ナンバー1の呪縛2015/09/08 16:57 (C) FPのひとりごと
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その買収金額は3000から4000億円になるとか・・
『よーやるのー』 が私の本音
だって明るい未来があるようには到底思えないんだもの
“業界的”に言えば 三井さんは日生さんの完璧プロトタイプ
要するに“おばちゃん軍団”戦法同士ということ
でも規模は雲泥の差だし 一方は決して楽な経営ではなかった会社
これでコラボしても “見かけの数字”以外でプラスは望めないはず
ならどうして?
昨年度 日生は第一生命に売上で抜かれました
第一生命が米国の保険会社を買収して売り上げが膨らんだからです
我々外野ですらタマげたのに 日生内部は驚天動地の極致だったでしょう
『俺たちが負けるはずがない』という信念が崩れたから
ところで
損保の方は ここ十数年の間に合従連衡を繰り返し
いまやどことどこがくっついってんのか さっぱりわからなくなった
社名に名前が残ってるところは まだいいけど
合併はしたけど いつの間にか消えてしまった会社は山ほどある
結局 合併という名の吸収がいかに多かったかということになる
まだ大蔵省の護送船団方式が大っぴらに許されていたころ
損保業界には“TY戦争”という仁義なき戦いが展開されていた
東○海○(T) vs 安○火○(Y) のことだ
当時私はTにいたが 現場はまさに戦争であった
収入保険料の実額で負けることは勿論許されないが
各種目ごとの対前年比やマーケットシェアで負けることも同様だった
一度だけ上期にYの後塵を拝したことがあった
いまの日生さんにちょっと似ている
Tの下期の営業にとんでもないドライブがかかったのはいうまでもない
文字通り全社一丸となって首位の座を取り戻した
玉座というのは 一度座ったら他人には座らせたくないのだ ゼッタイ
それは末端の社員にまで染みついていた そういうものなのだ
日生さんはたぶんどんな手を使ってでも首位に返り咲こうと考え
結局 手身近な三井生命さんに手を出したというわけ
でも 最初に言ったように“見かけの数字”でしかない
『ナンバー1の呪縛』のなせるわざだ あなおそろしや!