ヤマガタンver9 > 背に腹は代えられないと実をつつく

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▼背に腹は代えられないと実をつつく

背に腹は代えられないと実をつつく/
冬の間玄関先のナンテンやツバキによく集まっていた小鳥たちの姿を見かけないと思っていたら、思いがけないところでピーピー鳴いているのに遭遇した。
わがご近所のミヤマザクラの木に数羽止まって鳴いている。



スッパクもなければアマクもない、あの「味もそっけもない」ミヤマザクラの売れ残りの実をついばんでいるのだ。
・・・あんなまずいものを食わなくても・・・
なんと物好きな小鳥だろう。



何気なしにわが家のナンテンを見てナットク。
実はひとつ残らず完売、小鳥も姿を見せないはずだ。



そうなると気になるのは小鳥の素性。
図書館の図鑑によればその名は『ヒヨドリ』。
‐‐‐市街地の公園や村落付近の林に棲み、ナンテンの実やツバキの蜜を好む‐‐‐とある。



美味しいものを食べつくし、空腹を満たすためにはぜいたくを言っていられないというところなのだろう。
・・・ナルホド、ナンテンのときとは食べっぷりが明らかに違う。・・・

ヒヨドリさん!まずくてもよかったら、実はまだまだいっぱい残っているよ。

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