ヤマガタンver9 > 南インド料理とゴア料理

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▼南インド料理とゴア料理

もう少しゴアは何で南インド料理の中に入っていないのか、
入れられないのか、ということを記します。
ゴアはポルトガル領だったのです。そしてキリスト教の国でもありました。
料理の方が見ていくと、インドというのは、お酢の文化のない国なのであり、
お酢の代わりに、イムリ(タマリンド、ペーストをお湯につけ、絞り出した汁を使います)、アームチュール(若いマンゴーを乾燥させパウダーにしたもの)を使う。その他レモンやライムのしぼり汁なども使います。
ところがゴアはワインを本国から持ち込み、ワインビネガーも使いました。
他の地方ではほとんど使われないポークもこの地方ではメーンの食材として知られており、ポークを使ったビンダルーやソラパテルという豚の肉と豚の内臓の料理もあります。
これもとても美味しい料理です。
ただ、他の4州(現在は5州)では食べれないポークを使った料理なのです。
この地では他の所と全然違うインド料理をつくっているのです。
ですから、簡単に南インドのミールスの中にポークビンダルはバランス的にも入れるべきではないのです。

今月の山形の料理教室では
上級編として6月25日(日)ゴア4品(1)
7月9日(日) ゴア料理(2)をやります。
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