▼『何のため』を考える2018/06/18 09:07 (C) 菊池技建|菊池幸生
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最近は肌寒い時間帯もあり、服の脱着で調整していかないと風邪をひきそうですね。
気温には気をつけて過ごしたいものです。
さて私は最近、『この仕事は何のためにしているのだろうか?』と振り返ることがあった。
それはけがによって自分を見つめ直す時間が生まれたためです。
先週の土曜日子供のPTA行事でビーチボールバレーを学年対抗で親がする行事へ参加し、誰かが私のひざに突っ込んできたため前十字靭帯断裂か損傷になってしまいました。
まだMRI検査が混んでおり受けていないため医師の予測です。
病院で待ち時間が長いためふと見つめ直す時間を与えられたことがきっかけでした。
そしてその時に私はこの仕事が好きな点、原点を思い出しました。
まず、この仕事を選んだ理由が無から有を生むという想像がカタチになるという点。
次に建築、主に住宅というものが常にその場に存在する。
常にみられるものであること。
そしてこの仕事がお客様の意見を具体的に実現して喜ばれること。
この3点が私のこの仕事をしている生きがいになっていると思います。
現在は仕事としては、代表取締役として従業員の雇用を守ったり、コンプライアンスなどさまざまな情報を収集してお客様視点のみに特化した考えばかりの仕事ができないのが現状です。
しかしよりお客様の建物をいいものへしていきたいという志向は今でも変わらないと思っております。
また、最近お客様が弊社へ決めようとする感情を自己判断で分析してみました。
基本的には私の思考からはまず自分の家のように真剣に考えてくれること。
もちろんその前にお客様の意見を聴いてからが前提。
1.お客様のためにこうしたいと思ったという相手目線の思考からの発言は頼みたくなる思いに近づく。
2.お客様の意見をそのまま受け入れるために使いづらさや第三者的感覚の目線、専門知識やプロとしての責任の点からアドバイスできれば一番いいのではないかと思う。
それでもやってほしいと言われればそれは実行して構わない。
私自身できていない点も多く、逆に提案が先行してしまう点も多く反省する毎日ですが、
自分はお客様が満足するためにご提案するフィルターだと考えれています。
その時にそのフィルターが隙間だらけだとそのまま情報は伝わるがいいものかどうかはわからない。
逆に専門知識や思いやりなどで新たらしい提案などが盛り込まれれば濃度の濃いものが生まれる
ドリップコーヒーのようにフィルターを通して満足度を上げるように努めるのが私たちの役割であると思っています。
そのためにも弊社の経営理念
『匠の技と真心の信頼企業』が大切な役割を果たします。
この精神を常に持って行動していきたいものです。
しかし、同じコーヒーでもインスタントコーヒーのようにただお湯を注ぐだけでいいものも存在する。出来上がった缶コーヒーもある。
これらは規格住宅や建売住宅などに当たりそれはそれでいいのではないかと考えています。
社員さんへもブログを記載するときに、お客様へ役立つ情報を提供するという目的を忘れないで記載してほしいと思います。
また考える習慣を与えられているという認識も言わないと気づかないので意識を持ってほしいなと考えています。
ただルールだからとかやらされているからなどどいった決まりだけでは考える癖も人間力や成長はなく、読書で学ぶこともないだろうと思い、仕組化しています。
お客様へ役立つ情報ツールとしてホームページを生かしていきたいと思います
P.S. 先日、引き渡しをしてきた現場の一部です。
間接照明を使うと空間の広がりが増して陰影が生まれるので光の立体感が生まれますよ。
立体的に空間をつくることは思考回路を広げる効果もあると何かの本に書いておりました。
素直に受け入れてそういった空間づくりをご提案しております。