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▼不審者対応訓練を実施しました!

不審者対応訓練を実施しました!/

今年に入って、県内各地で不審者による声かけ事案が後を絶ちません。先日は、町内でも成人女性に対する声かけ事案がありました。本校でも、もしもの事態を想定し、講師の先生をお招きして対応訓練を行いました。

まずは、長井警察署生活安全課 上席少年補導専門官の佐藤祐子先生から、不審者から自分の身を守る「きょうは いかのおすし 一人前」のお話をお聞きしました。

きょ」=きょり(距離)をとる。ではどれくらいの距離が必要なのか?それは、2mだそうです。(上記写真の白いテープが2mです。)不審者がその距離を詰めてきたら、その分離れることを教えていただきました。「う」は何なんでしょう?お子様に聞いてみてください。

」=やく帰る。さあ、今は何時まで帰宅すればよいのでしょうか?これもお子さんに聞いてみてください。

いか」=知らない人についていかない。

」=車にらない。知らない人の誘いにらない。

」=お声で叫ぶ。何て叫べばよいのでしょうか?お子さんにご確認ください。

」=ぐに逃げる。

」=大人に、その日のうちに、らせる。

一人」=一人にならない。

」=出かけるに断る。お家の人に何と断ればいいのか、お子さんにご確認ください。

次に、置賜教育事務所指導課 青少年指導担当の山口直巳先生に、不審者はどのような人なのか、実際に不審者に声をかけられたときどう逃げればいいのかについて学びました。

不審者はこのようにマスクやサングラス、帽子をかぶった人と思われがちですが、必ずしもそうではないことを教えていただきました。例えば、「一緒に行こう。」などと声をかけてきたらそれは不審者であるなど、その見極めが大事ということでした。その後、各学年の代表者が2人組になり、実践しました。

代表者の実践だけでなく、フロアーの友達も「もう少し離れて!」「もう少し大きな声で」「すぐに逃げて!」など、まるで自分が声をかけられているかのように考えながらアドバイスを送っていました。大変素晴らしい!!と、講師の先生から誉めていただきました。

次は、置賜教育事務所エリアスクールソーシャルワーカーの長谷部悟先生から、「いじめの矢」について、教えていただきました。

物を隠されたり、悪口を言われたり、仲間はずれにされたりした人の心には、「いじめの矢」がささること。だから絶対にいじめはしてはならないことを改めて考える時間になりました。そして、そのささった矢は自分で抜くことはできない。「困ったことがあったらぼくが相談にのるよ。」と優しい言葉をかけたり、万が一いじめをしてしまったことに気づいたら、「もう二度としないからね。ごめんなさい。」と心から謝ったりすることで、その矢が抜けることも教えていただきました。自分はその気がなくても、いじめの矢を放つこともあるということも勉強になりました。

最後に、6年の沼沢天満くんが、全校生を代表して、「もし不審者にあってしまったら今日勉強したことを思い出して実践していくこと。また、いじめは絶対にしない。もし、いじめの矢がささった友達がいたら、いじめの矢をぼくもぬいてあげたい。」と、学んだことと、先生方に対するお礼の言葉を話してくれました。このような事案が起きないことを願いながら、もしものときは、「自分のいのちは自分で守る」ことを実践してほしいと強く感じました。

 

今日のブラ校長・・・

見てください!1年生が自分たちの教室と廊下をとっても上手に掃除していました。

ほうきの使い方もとても上手ですし、ぞうきんがけは右から左へと、まるで高速道路を走る自動車のようでした。

ぞうきんがけをすると、背筋が鍛えられ、体力向上にもつながるといわれています。1年生の成長がすごく楽しみです!

黒板掃除担当もチョークの粉をきれいにはいていました。きっと勉強の神様もそんな一生懸命な1年生の様子を見てくれていることでしょう。

机の下の隅々まで誇りを見逃しません。きっと心も美しい1年生に成長することでしょうね。

1年生にとっては机や椅子を運ぶのも一苦労です。最初は一人で机と椅子を運ぼうとしていました。でもなかなかうまくいきません。でもそこで考えました。「二人で運べばいいんだ。」「机が一人、椅子が一人。別々に運べば楽ちんなんだ。」掃除の時間も大事な大事な勉強の時間なんですね!もちろん、その陰には担任の先生の「子供に気づかせる一言」「子供自ら考え、行動する声がけ」がありました!!さすが晶子先生ですね・・・。


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