▼茅葺2021/07/21 09:15 (C) Atelier Li-no2
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私が小学生5年(1967年、昭和42年)川西ダリア園の下・・殿原という街に住んでいた・・この年までは家の周りにも茅屋根の家が多数あり、まだ牛馬を飼ってる家がちらほらと残っていていて、里山などに行くとほとんど茅屋根の家でした、しかしこの昭和42年8月も終わる時に羽越水害が発生、甚大な被害をもたらした、殿原地区も床上1m以上浸かりました、時代は高度成長とも重なりこの機を境に災害復興とともに河川工事が進み自然の河原はコンクリートブロックの河川となり、家は茅屋根から普通の家に変わっていきます・・牛や馬を飼っていたいた家は、機械化とともにいなくなり、どこにでもあった茅屋根は今ではほとんど見かけることはなくなってしまいました、里山では自前の茅場が近くにあり、農家はみな茅葺道具も持っていて自前でできたそうですけど、今日では茅葺の家も、茅葺経験ある人もほとんどいなくなってます・・・夏は涼しく冬は断熱に優れた茅屋根は日本の里山の象徴でその生活技術は後世に残したいものですけど・・茅は屋根を葺く草の総称でありその材料はススキ、ヨシ、かりやす、かるかや、しまがや、ちがやなどイネ科の多年草がすかわれる、ススキは全国いたるところで群生したいたのでよく使われたようです・・そんな中若い人が茅葺職人となって奮闘中でてこに茅片付けで週一程度数時間ですけど手伝いすることにしました・・