▼支払い2005/08/06 22:08 (C) Planning Kaori 浅倉かおり
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工務店さんへの支払いは数回に分けての銀行振り込みで、
私の通帳からの払い戻しの用紙と
工務店さん用の振り込み用紙に金額を書き込んで窓口にだせば、
手続きは完了します。
つまり現金は見ていないのです。
「どーも、すごい買い物をしてる実感がわかない・・・」
と友だちに話したら、
「銀行の担当の人にお願いして、
目の前に現金を出してもらえばいいんだよ」
と言われました。
なるほどね。
ということで、2回目の支払い日、
最寄りの支店から普通に引き落としてみることにしました。
払い戻しの用紙に書き込んで窓口へ。
「300万円以上の引き落としは身分証明書が必要となります」。
と窓口業務のおねえさんに言われ、
へーそうなんだーと、車に取りに戻って免許証を提出。
店内はそれほど混んでいる訳でもないのに、
いつよもり待ち時間が長く、
10分位待ったところで、用紙を出した窓口よりさらに奥から、
「浅倉様、お待たせしました」と声がかかりました。
重々しい声がする場所は融資などを相談する席。
ここの窓口業務は男性です。
「どうぞお確かめください」
目の前に出された390万円。
「数えるんですか?」と聞いたのですが、
男性窓口さんには「数えてくれますか?」と聞こえたのか、
「では私が」と答えながら、
中国の丸い団扇のようにぐるっとお札をひろげました。
男性窓口さんが少し得意そうに見えたので、
ここは褒めた方がいいのかなと思い、
「上手ですね」と言ったら「ふっ」と笑われてしまいました。
(黙っていればよかった・・・)
「100万円(の束)が3つと90万円、確かにございます」。
この厚みだと、通常銀行さんがくれる
長3サイズの封筒には入らないなーと思っていたら、
底とマチがついた紙袋に入れてくれました。
工務店さんのメインバンクは、
私と同じ銀行ではないのですが、
もちろんこの場からの振り込みも可能です。
でも・・・
せっかくですもの・・・
もう少しドキドキしてみたーい(>_<)。
手数料を少しでも安くすませようという
せこい考えも半分ありましたが、
銀行を出てそのまま車に乗りました。
いつもなら掛けないドアロックをすばやくしめて、
撮った記念の1枚が上の写真です。
大きさがわかるように、
いつも使っているペンを隣に置いてみました。
入っているのは390万円。
いつもならシュークリーム2つとか、
どらやき3個といった程度のサイズです。
これだけ稼ぐために〜、
人はとっても働かなくてはならないんデスネ。
やる気がわくような・・・、
うせるような・・・・・・、
複雑な気持ちでエンジンをかけ、
工務店さんご利用の銀行へ移動。
この間わずか3分間程度でしが、
いつもにも増して安全運転のワタシ。
振り込み用紙に書き込んで、
現金をぽんぽんと窓口の受け皿に積み、
窓口のおねえさんは、
ごくごく普通の笑顔で、
ごくごく普通に業務をこなしてくれ、
私のプチドキ体験は終了したのでした。