▼入試結果と偏差値と2006/11/24 09:05 (C) 東北芸術工科大学:入試課ブログ
▼おっ。タブーに触れましたね(笑)>難易ランクを上げようとするなら一般入試の枠を狭めればいいんです。
>要するに推薦入試までで合格者を大量に出しておけば、 >一般入試の合格者は自然と少なくならざるをえない→合格者は厳選される→難易ランク高くなる >というシステム。 推薦入試を否定するつもりはないのですが、おもいっきりそうやってる大学さんを見てると「うらやましいなあ」とちょっとだけ思う反面、「それでいいのかなあ・・」と考えちゃいます。 詳しくは今度書きますw 2006/11/25 06:13:広報の手羽:URL
▼やっぱりタブーですかね>詳しくは今度書きますw
期待してます(笑)。 もっと書こうと思えばいろいろ書けちゃいますよね。 あんなことやこんなこと・・・ 2006/11/25 06:46:かんりにん。
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「東北芸術工科大学 偏差値」などの検索ワードでこの記事にたどり着いた方へ。
このブログは、現在http://gs.tuad.ac.jp/nyushi/へ引っ越しています。
また、下線以降の記事は2006年11月に書いたものです。
偏差値に関する記事は、最近下記リンク先にも掲載していますのでご確認ください。
●びーはん[2009.12.03]
●2009検索ワードランキング 3位〜1位[2009.12.30]
また、この入試課ブログでは、大学入試センター試験終了後、
センター利用入試のボーダー得点予想記事なども掲載予定です。
ここまで2010.1.09追記テキスト
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高校の先生や美術予備校の先生によく尋ねられること・・・
「芸工大さん、偏差値高いよね。これじゃうちの生徒は難しくて・・・」
実際、いろいろな模擬試験での数値を見ると確かに入試課の想像以上に高い。
■代々木ゼミナール
一般入試http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_jinbun2.html
http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_geijutsu1.html
(これでも2〜3年前よりもかなり落ち着きましたね。)
センター利用入試http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_cen_bun2.html
http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/s_cen_ri3.html
(この数値は去年センター利用を導入していない美術科・情報デザインは載ってないです。
今年はセンター科目だけの2科目利用と、センター1科目+論述・実技試験の1科目利用の2つがあるのでどう変わるかさっぱり読めません)
■ベネッセ・駿台10月記述模試 B判定値(ベネッセコーポレーションより)
○プロダクト:一般54/センター59
○建築環境:一般49/センター52
○情報デ:一般59/センター61
○メディア:一般52/センター56
○美術史文化財:一般60/センター60
○歴史遺産:一般59/センター57
○美術:一般58/センター57
われわれ仕事として入試をやっている人間でも、
頭の上に「?」がいっぱいつくような感じなのです。
[美文のようなB判定で「60」という数字は、
東北の私大では岩手医大くらいしかないのよね(汗)]
うちの大学は1つの学科に何百人も受けるような大学ではないので、
受験生の数や受験生の学力レベルによって、ボーダーが大きく左右されるんです。
それでも高い。
その理由として考えられるのは、学科科目が2科目だったりするからかも。
「模試の偏差値」というのは、業者さんによって出し方が違って、
進研模試と代ゼミでは、大学の必要科目、
つまり芸工だと2科目(模試で高得点だった2科目)で出ます。
でも河合塾(全統)の場合は5教科で出すので、
どちらかといえば全統の数値は低く出ます。
なので、ベネッセ・駿台10月模試でB判定「60」の東北地区の大学を見たら・・・
東北大学医学部後期日程!!
試験科目数が全然違うから(東北大医は5教科7科目)、
同じ難易ランクでも全然別モノなんですよ。
芸工の難易ランクが上がったのは5〜6年前からです。
開学のときから2科目での受験で、特に変わったことはないんですがねぇ・・・
難易ランクは低いよりもそりゃ高い方がいいに決まってます、大学の印象として。
大学業界ではよくある話なのですが、
(って書いていいのかなぁ・・・)
難易ランクを上げようとするなら一般入試の枠を狭めればいいんです。
要するに推薦入試までで合格者を大量に出しておけば、
一般入試の合格者は自然と少なくならざるをえない→合格者は厳選される→難易ランク高くなる
というシステム。
でもうちの大学は全試験合計の募集定員391名中、
AOと推薦で170名、43%。
いまやAOと推薦で6割を超えるような大学も多い中、まぁ普通なほうです。
東北地区では逆に少ないほうかも。
(だから美術系でランクが高い首都圏以外の私大って、
推薦までに募集定員の6割を充てているってとこが多いよ、ひまがあれば見てみて)
昨年から導入したセンター利用入試、
美文の合格者最低点は200点中176.5点(得点率88%!)。
一方、建築環境の合格者最低点は200点中126点(63%)。
志願動向によって大きく左右されるんですよ、ボーダーは。
だから、美文が去年どおり高いままになるとは言い切れないし、
建築環境ももっと上がるかもしれないし。
それは受験生の方の学力レベルによってしまうんですよね・・・
ただひとつだけいえるのは、
うちのような定員がさほど多くない学科・コースの試験では、
業者模試の数値はあんまり当てになんないな〜ということだけ。
これはほんと心からの感想ですねぇ。
一般入試で実技系が必須になるところ(美術科・情報デザイン)あたりは、
傾斜配点で実技の点数の割合が高くなるわけですが、
例年だと実技で取れていれば学科がそれなりに点数を取れれば
合格圏内に入る感じです。
(「それなり」というのがどれくらいなのかはご想像にお任せ)
だから高校の先生には
「こちらの子の方が高校では成績がいいのに、
なんで芸工大は成績がそんなによくない子の方が受かるんですか?」
と入試課スタッフが言われたりしちゃうんですよ(笑)