▼キヤノン株式会社 プレゼンテーション〜ビジュアルデザイン系〜2006/12/20 14:14 (C) 東北芸術工科大学:入試課ブログ
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今日はキヤノン株式会社さんのプロダクトデザイン/ヒューマンインターフェイス系説明会に続いて、ビジュアルデザイン系の説明会。
「キヤノンってデジカメとかプリンタとかを作ってる会社なのに・・・
グラフィックを勉強した人がキヤノンに行ってどんな仕事するっていうのよ!」
とね、この間言われたのです、グラフの2年生に。
いやいや、その認識では困るのだよ。
この就職ガイダンスのときに映像コースの4年生が言ってた通りですよ。
・芸工生は、大学で勉強していることを直接活かしたい、という人が多い。
でも、活かす方法はいろいろとあるのに、それを知ろうとしない。
知らないままでは企業や業界を理解することもできない。
2年生に言うのはちょいと厳しいがね。
今回はビジュアルデザイン室のお仕事の詳細についてご説明いただきました。
新入社員の方の一日を追ったVTRなどからは、大変ながらも非常にやりがいを持って仕事に取り組まれている様子を見てとることができました。
さて、そのビジュアルデザイン室の仕事とは・・・
代表的なものとしては、様々な製品のパッケージデザインやパンフレット、広告などがあげられます。
実際にデザインされた実物を手に取りながら、そのデザインに至る現場の声を聞かせていただきました。
学生からは、デザイナーの皆さんを「鋭いですねー。」と唸らせるような質問も出ていました。
最後に、学生が持参したポートフォリオを講評いただきました。
企業の方にご覧頂くのが初めての経験で恥ずかしかったのか、緊張したのか、始めは出し惜しみしている学生もいましたが(そういうところがウチの大学らしいというか、可愛げがあるというか)、持って来ていた学生はみんな見ていただきました!
自分の力がどれくらいあるのか、
芸工の力がどれくらいあるのか、
芸工が他の大学出身者に比べて弱点となっているのはどこか、
逆に芸工出身の強みはどこなのか、
それをもとに自分は何をしなければならないのか、
何をすればもっと力がつくのか。
ってね、みんな結構考えてると思うのだよ、学生って。
それが客観的にわかるのは、やっぱり就職活動やデザイン実習に飛び込むことなんだな。
こればかりは経験をしなけりゃわからん。
そういうもんですよ。
動いたもん勝ち。
入試も同じでしょう。
模試を受けるから自分のポジションがわかる。
予備校に行ってみて自分のスキルレベルがわかる。
だからさ、大学入試は倍率あっても20倍とか30倍とかだったりでしょ。
就職活動って100倍とか200倍なんてザラよ。
1000人応募して1人しか採用されないなんて普通だよ。
なのにさ、
「就職する、っていうイメージが湧かない」 とか
「え〜何からはじめたらいいかわかんない」 とか
のん気なことを言っている学生を見ると心配になるのだよ、おじさんは。