▼平成18年度農業振興大会 JAそうまで講演いたしました。2007/02/05 18:00 (C) 観光農業のカリスマ 工藤順一
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▼平成18年度農業振興大会 JAそうまで講演いたしました。2007/02/05 18:00 (C) 観光農業のカリスマ 工藤順一
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飯舘総合支店管内は、福島県浜通り地域に属し、阿武隈山系北部の丘陵地帯に拡がる標高220〜600mの農山村です。夏涼しく、冬は降雪が少ないものの寒さが厳しいところで、高冷野菜・花卉(リンドウ、トルコキキョウ)、飯舘牛が有名です。農業を基幹産業として、熱心に意欲的に農業経営に取り組まれています。営農経済課の佐藤さんのご案内で、講演前に組合員の皆さんのところにも訪ねて行って直接お話しをする機会を設けて頂きましたが、その農業に掛ける思いを感じ取り、私の心にも熱いものが伝わってきました。今のJA職員に失われつつある、組合員との対話、それによる信頼関係や絆、ここには本物がありました。経営の自立・自活を図るべく、「発想の転換」により園芸品目10億円突破を目指して実現されることをご期待申し上げます。
平成18年度(第23回)農業振興大会スローガン
◎ゆめ、ゆとり、ゆたかさを共感できる農業振興を図ろう
◎環境にやさしく安全安心”特別栽培”の産地づくりを実践しよう
◎飯舘牛は「胃袋」と「骨格」づくり、「安定した畜産経営」づくり
…3つの”づくり”の強化を図ろう
◎施設有効利用とトレーサビリティの確立で園芸販売額5億円を目指そう
◎トルコキキョウ・リンドウを柱に、3億円の花卉産地を目指そう
◎水田を活用したブロッコリー1億円産地を目指そう
◎発想の転換!地域内の創意と工夫で集落”栄”農をはすすめよう
今回の講演は以下の内容でお話ししております。
○発想の転換
・固定観念、先入観、過去の事例、言い訳を捨てる
・意識の改革
○活力あるむらづくり
・今、時代が農業に求めているもの
・五感をフルに使っての情報収集
・生まれるアイデア
・地産地消、地産地笑、地産地商
・地脈−人脈 (人材−人財)
・食農育
私自身の約38年に渡るJAでの取り組みもお伝えしました。特に、営農指導員には机は必要ない。より多くの組合委員と共に時間を共有し対話出来るかが重要で、話を聞く耳を持ち、それにより次の施策を生み出すことができることを当時の上司に教えられました。
また失敗の事例も紹介し、屈せずにガマン強く、熱意と努力と根気と気力で乗り越えることが出来ることもお話ししました。