▼ジェンダーフリー(コメントへの返信)2007/01/30 06:29 (C) 甲子(きのえね)の大黒さま
▼感想ジェンダーフリーの運動が無理解な人たちを吊るし上げるような攻撃的な活動になることへの警告をされていることに賛成します。攻撃により生まれるのは敵意ですから。
一方、女性が女性の足を引っ張っていることも事実だと思います。私は男性ですが周りの女性の人たちを見て感じています。そういう点からもジェンダーフリー活動はやはり戦いであると考えています。よりチャーミングな方法での戦いが支持されるのかなあと感じています。 2007/01/30 14:40:えーちゃん
▼戦わずして勝てればえーちゃん、コメントありがとうございます。
ジェンダーフリーの観点から男女それぞれを見てみますと、男性は特に若い世代は家事や育児などに参加する人が増えているようです。男性の中にも共同参画の意識が芽生えつつあるようで、すばらしいことだと思います。 それに対して女性は、大きく意見が二分されるのかもしれません。ただ、それぞれに考えがあることでしょうし、一概にどちらが正しいと言うのは難しいのかもしれません。星の数ほどいる男性と女性が統一意識を共有することは難しいでしょう。 日常生活にはたくさんの価値観の違いが存在します。それでもなんとかお互いにやりくりしているわけです。社会のシステムとして一方的な差別は許されませんが、個人的な価値観にまで介入するのもおかしなものです。差別との戦いが、新たな差別を生んでしまっては意味がありません。 今の日本では民主主義があたりまえのことになっています。誰もそれを疑問に思う人はいないことでしょう。戦いの極意とは戦わずして勝つことだといわれています。知らず知らずジェンダーフリーの意識が浸透して、近い将来誰もがあたりまえのこととして共同参画している社会になるようなチャーミングな戦いを期待します。 2007/01/30 18:09:副さん
▼再感想ご意見を拝見し、日本の中でしっかりしたポジションを獲得し回りからも尊敬され安定している立場の方のご意見であると感じました。その人の社会的な体験の違いにより考えは千差万別であろうと思います。個人的な価値観に立ち入るつもりはありませんが、私個人としては、戦いを挑み傷くという行為が道を開くということがあるのではないかと思っています。しっかりと対立する気持ちを持つことはとても大事なことだと思っています。男女問わずに。
2007/01/30 20:00:えーちゃん
▼それぞれの戦いえーちゃん、再コメントありがとうございます。
私は性格的にも職業的にも、人と争うことを避けるほうです。「まあまあ」となんでもおだやかに解決しようと思ってしまいます。そんな態度が批判されることもあります。 人にはそれぞれ天分というものがあるのでしょう。私の役割は戦いに疲れた方や傷ついた方の話を聞くことだと思っています。 しかし、それだけで社会が善くなるとは思っておりません。やはり自分の信念のもと戦う方も必要なのでしょう。 社会の発展の影には、多くの方の戦いがあるのだということを忘れないようにいたします。日々、信念という剣を持ち戦っておられる方のことを。そして、もし戦いにより傷つかれた方がおられれば、私が役割を全ういたします。 2007/01/31 09:04:副さん
▼御礼ご丁寧な返答に御礼申し上げます。話を聞いてくれる方の存在は本当にありがたいものだと思います。
真摯な副さんのことばがとても心を和らげてくれます。 ありがとうございました。 2007/01/31 19:59:えーちゃん
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プンプンさん、コメントありがとうございます。昨日、厚生労働省の柳沢大臣の「女は子供を産む機械」発言が問題となりました。一国の大臣という重責を担っている自覚を持っていただきたいと思います。私はジェンダーフリーとは女性の方が社会の中で性差別を受けることなく、自己実現と幸せな生活を求めていくための運動だと考えています。ですから、とても尊い運動だと思うのです。
ただ、心配なことはジェンダーフリーの運動が過激になると、警戒心が強くなり性差別に対して敏感になってしまいます。世の男共を吊し上げるかのように攻撃的になり、ジェンダーに関心のない同性に対しても敵視するようになるのかもしれません。
世の中の偏見や差別と戦うためには相当の覚悟と剣が必要なのかもしれません。ですが、戦いに明け暮れる日々には安息の日は遠いものです。私はジェンダーフリーの運動をされておられる方にこそ、性差別から解放された幸せを実感していただきたいと願っています。そのために必要なのは剣ではなく、性差別に惑わされない心なのかもしれません。
お釈迦様は悟りを開かれてから、その境地を布教して歩かれました。それと同じように「あなたはどうして、そんなに幸せそうなの」と聞かれて「私の心が性差別から解放されたからですよ」と答えられるようになっていただきたいと思います。ジェンダーフリーの意識は社会の大きなうねりとなり、浸透しつつあります。50年前と比べれば明白でしょう。そして、これから必要となるのは剣ではなく、時間と寛容さなのではないかと私は思います。
今日の目標
性差別について考えてみましょう
今日の写真
小野川温泉に昇る朝日です。暗闇の中に新しい太陽が昇ろうとしている瞬間です。今の日本も差別や偏見のない新しい時代へ移り変わっていくことを願い写真を撮りました。