▼工作機械紹介「のこ盤」2007/02/13 08:08 (C) ものづくりノート
▼玉鋼のこと 「玉鋼」といえば日立金属安来ですね。
スウェーデン鋼とならんで安来鋼は有名です。 そういえば日立さんが金型鋼種でSLD-MAGICって やつが日本ブランド賞とかいう日刊工業新聞の 賞に輝いていました。 日本刀と日本ブランド。なかなか相性が よいものですね。 2008/01/26 00:02:岸田
▼そうなんですね。岸田様。
コメントありがとうございます。 なんだかこういう話題でコメント頂けると凄く嬉しくなっちゃいますね。(私は金型オタクかな) 単なるモノづくりとしてでなくて、今のモノづくりのルーツの一つが日本刀造りとかいうと、凄いロマンをかんじませんか? そういえば、先日「ヤスキハガネ」の安来市に行く機会がありました。 安来の駅の裏が全て(日立金属)の工場。 ききしにまさる規模でした。(外観からしか見えなかったけど) 少しはなれたところにも在る様で。 うーん。これも歴史を感じました。 凄いなぁ。 2008/01/28 07:56:s-mold
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正式名称が良く判りません。
通り名で「のこ盤」。これで多分どこでも通じると思います。
当社の「のこ盤は」、ドイツ製。何故だかいきさつは判りません。
何でもかんでも舶来が良いとは思いませんが、これもなかなか優れています。
(国産もいいものが有ると思います。)
まず「重い」。機械は重ければほぼ合格。まずはふんだんに鉄を使っていることがまず第一条件です。なので重いことが必要。
次に重いだけあって頑丈。長く使うのでこれも大事な事。
その次、操作が簡単。単純なんです。これも大事な要素。
最近の機械はコンピューター解析とかで、リブ構造やモノコックといった手法で剛性を稼いでいるそうですが、昔のはそんなのないから鉄のムク。つまりまんま鉄の塊。
じつは鋳物と言うのは振動を吸収してくれたり、色んな利点が有るのだそうです。昔の機械設計者は、体験からそういう使い方をしていたのかも知れないですね。
さてこの「のこ盤」。刃物が凄いです。「スウェーデン鋼」なんです。
何が凄いって、切れ味は当然ながら刃の持ちが違う。それだけ値段もびっくりするくらい高いんだけど、何時買ったか誰も覚えていない位に長持ちする。
この鋼を使ってナタを作ったことがありました。
茂みや葦など、ばっさばっさと切れます。刃こぼれ無し。
日本刀のような繊細さはないけれど。(多分、使ったこと無いもの)
金型屋は何でも作れてしまうのでした。
昔からスェーデン鋼はそういう風に業界では有名です。
何でなんだろうと色々聞いたことがあります。
豊富な森林資源を利用して製鉄しているからとか、北極に近いから(なんで?)とか諸説がありますが、本当の所は判りません。
日本では「ヤスキハガネ」といった所でしょうか?良質の砂鉄が取れる所がいいそうです。
あと日本には日本刀を作る為の「玉鋼」というのもあります。
「折れず・曲がらず・良く切れる」
という素晴しい特性を持った日本刀は、それでないと作れないそうな。
その鋼を作る現場も凄いそうです。(全部人力?)
今度連れて行ってもらえるはずなんだけど、何時になるのかな?
このブログのカテゴリは工作機械で良かったのだろうか。なんだかモノづくりの方の様な気がしてきた。
まぁ全てがモノづくり関連なので、御容赦。
でもこのブログシステム、簡単に写真を入れられるようにならないかな。
もっと色んな形で判りやすく説明が出来るのだけれど。
システム提供者様、何とかなりませんか?